FXは初心者にも簡単でリスク管理も容易
外国為替証拠金取引は、リスクが高く取っつきにくいと感じる方は多いと思いますが、株投資における個別株の価格変動リスクと比較すると為替リスクの方が低いのではないでしょうか。個別株は株数と市場要求(売り買い)の比率の関係で価格が上下します、特に出回っている株数の少ない銘柄はちょっとしたニュースで大きく価格が変動することがあります。それに対し、為替相場は全世界の機関投資家が数兆円の資金を為替市場で取り引きしているので比較的緩やかな変動になります。ただ、株の売買には値幅制限があり一日の変動幅が決められているのに対し、為替相場には値幅制限がありません。ひとたびことが起これば、一方向に大きく為替変動を起こすこともあります。
リスク管理という面では、FXには自分自身でリスクコントロールできる仕組みが用意されています。FX業者の多くは自動売買システム機能を備えていますので、投資家が自分の定めた損失額を設定しておくと、為替が自分の思いと逆に動き評価損が発生しても、一定額以上の評価損になった時点で自動売買システムが外貨を精算し定めた額以上に損失がふくらまないようにできます。 つまり、「損切り」を機械的に実行することで損失の拡大を防ぐというリスクコントロールが厳密に実施できるのです。