個人投資家は順張り中長期がお勧め

個人投資家が外国為替証拠金取引で堅実に利益をあげるには、スワップ金利を狙った中長期スタンスが最も適しています。個人で相場を予想するのはかなり困難だということを理解してください。
基本はスワップ金利取りを狙い、うまくいけばキャピタルゲイン（為替差益）もいただくぐらいのスタンスが一番良いのです。
ＦＸでは、外貨売りから入る「逆張り」で利益をあげることもできますが、高金利通貨を売るとその分スワップ金利を払い続けなければなりませんので、どうしても「逆張り」投資はデイトレードなどの短期売買になりがちです。

短期売買は個人投資家には不利に働きますので、「逆張り」投資は個人投資家には向きません。やはり外貨が安いときに買い外貨が高くなったときに売る「順張り」投資が個人投資家には向いています。
ただし、いくら中長期スタンスでスワップ金利ねらいがよいといっても、為替レートが思惑と反対に大きく動いて評価損が膨らむ可能性はあります。事前に自動売買システムなどで「損切り」ラインを設定しておきましょう。