外国為替証拠金取引(FX)は、保証金の仕組みを利用し個人が参加できる新たな外貨投資手段として注目されています。その特徴を他の外貨建て商品と比較しながら解説します。

外国為替証拠金(FX)取引の基本

1998年の改正外為法によりそれまで参加者が限定されていた外国為替相場に個人でも自由に参加する事が出来るようになり、新たな外貨商品として「外国為替証拠金取引」(FX)が誕生しました。 保証金(担保金)の仕組みを用いたこの外国為替保証金取引は、より効率的な資産運用を考えらている人にとって魅力ある新たな外貨投資として注目されています。

外国為替証拠金取引と他の外貨建て商品の比較

●売買代金
外貨預金であれば、1(米)ドル=115円であった場合、1万ドルの取引をするには115万円が必要となりますが、外国為替証拠金取引では数分の一の額で外貨取引が可能です。

●必要コスト
外国為替証拠金取引は他の外貨建て商品と比較して手数料が割安です。

円高、円安どちらでも利益可能
例えば、米ドル/日本円の外貨取引ではドルが高くなると思えば「ドル買い/円売り」。ドルが安くなると思えば「ドル売り/円買い」と、為替がどちらに動いても利益を得ることが可能です。

スワップポイントで利益
金利が異なる通貨ペアを売買する事により2国間の金利差から算出された額のインカムゲインが発生します。「高金利通貨買い/低金利通貨売り」でスワップポイントの受取り。
反対に「高金利通貨売り/低金利通貨買い」でスワップポイントの支払いとなります。

関連情報リンク

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外国為替証拠金取引(FX)では円高でも円安でも為替差益