インターバンク市場とは、外国為替を取り引きする世界の大手金融機関が参加している大規模なシステムで、ここで使われる為替レートをインターバンクレートといいます。

インターバンク市場/インターバンクレート

インターバンク:意味

インターバンク市場とは、通貨売買を「銀行間取引」で行うのでインターバンクと呼ばれます。世界各国の金融機関、証券会社などが数百万ドル〜数億ドル単位で売買に参加しており、24時間世界同時に取引が行える環境になっています。
市場と呼びますが取引所はなく相対取引で、情報通信端末、EBS(外国為替の電子取引システム)、外為ブローカーなどを通して取引されています。
この取引で使われる為替レートをインターバンクレートと呼び、為替相場の大元となる指標です。 個人が外国為替証拠金取引(FX)で為替取引を行うときは、FX取次業者を介しますが、FX取次業者は、インターバンクレートを参考に2ウェイプライスを提示しますので、実勢値に近い価格で個人も為替取引ができます。
英語表記: Interbank market / Interbank rate

インターバンク:Q&A

Q:テレビなどで本日の円相場などといわれるのは、どの相場のことでしょうか。
A:インターバンク市場の為替レートを報道機関は使っています。

インターバンク:関連用語