G7を控えた為替相場見通し
今週最も注目されるイベントは次の通り
今週の為替に影響する注目イベント
- 日本の注目イベント
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4月10日 日銀金融政策決定会合
福井日銀総裁会見
4月11日 2月機械受注 - 米国の注目イベント
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4月12日 3月FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録
4月13日 2月貿易収支
3月生産者物価指数
4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値 - 国際会議
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4月13日 G7(7ヵ国財務相中央銀行総裁会議)
4月14〜15日 IMF世銀春季総会
日本では統一地方選挙の第一弾が終了しましたが、政治日程がらみで夏の参議院選挙までは日銀は動きにくいと思われます。ただ、10日の日銀金融政策決定会合後の福井総裁会見は注目すべきです。発言内容によっては円が反転する可能性もあります。
一方米国ではFRBの3月FOMC議事録開示があります。再利上げはまずないと思われますが、詳細な議論は議事録をみてから判断しましょう。
13日にワシントンでG7が開かれます。前回G7で円キャリートレードに言及したことで世界同時株安が発生したので、今回はそのようなコメントは控えられると思います。ただ、円が安く放置されていると考える各国財政責任者は多いので、円高に振れる可能性はあります。
参照
為替相場の予想はファンダメンタルズの把握が基本
為替相場の変動は各国のファンダメンタルズの差で生まれる