外国為替証拠金取引(FX)を長期投資スタンスで取り組みスワップ金利で収益を上げるためには、まず高金利外貨をターゲットにします。さらに、その通貨および国などの金融マーケット情報を得る必要があるので、ある程度メジャーな外貨を選んだ方がいいでしょう。
長期保有が前提ですが、通貨危機やその国の政情を得にくい状態では危機を事前に知ることが難しくなります。もし、通貨危機、金融恐慌などがおこればスワップ金利どころではなくなりますので、あまりマイナーな外貨は選ばない方が無難です。
こうのような条件を勘案すると、今のところオーストラリアドル(豪ドル)やニュージーランドドル(NZドル)が長期投資には向いていると考えられます。ただし、為替に絶対はありません。2006年4月のNZドルの急落は記憶に新しいところです、比較的安全だと思って日本人がこぞってNZドルを買いあさってしまったため、ニュージーランドの実態経済以上にNZドルが上がっていたのでしょう。
長期投資といえども、自分なりの撤退ポイントを決めてリスクヘッジは行ってください。
通貨ペア |
一日(1万通貨) |
買い |
売り |
米ドル/円 |
+147円 |
−150円 |
豪ドル/円 |
+125円 |
−130円 |
NZドル/円 |
+145円 |
−150円 |
英ポンド/円 |
+250円 |
−255円 |
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(注意:スワップ金利はFX取引会社により異なります。また通貨の金利変動によりスワップ金利も変動します。取引に当たっては、FX業者のスワップ金利を参照下さい。)