外国為替証拠金取引(FX)では、レバレッジ効果で効率的な資産運用が大きな魅力ですが、リスクヘッジのためには適切なレバレッジが必要です。ここでは、その最適なレバレッジをお教えします。

FX適切なレバレッジでリスクヘッジ

適切なレバレッジ設定

FX取引で、適切なレバレッジとはどれくらいなのでしょう。

当然外国為替取引初心者はいきなり高いレバレッジをかけない方がいいでしょう。また、自分にあったレバレッジを見つける必要があります。 まずは、証拠金(担保金)を投資元本とは考えず、取り引きしている外貨金額(ポジション)を投資元本と認識するほうがいいでしょう。
つまり、証拠金10万円で1万ドルの外貨取引をしているときは、10万円を投資元本と考えがちですが、実際には1万ドルを買い建てて「買いポジション」(または売り立てて「売りポジション」)いるのですから100万円以上の外貨を取り引きしているという認識が必要なのです。

それでは、どれぐらいの外貨取引金額が適当なのでしょうか
それは、自分の総金融資産をベースに考えればどうでしょう。たとえば総金融資産が100万円しかない人が、100万円を超える外貨を取り引きすることが妥当でしょうか、これを十分考慮した上でレバレッジ倍率を考えていただきたいと思います。
よほど短期トレードをするのでない限り、レバレッジは低めに設定されることをお勧めします。そうすると、多少為替レートが動いたとしても、その時点で損失が確定してしまうことはありません。