マージンコール(追証)とは、預託している証拠金では担保力が不足していますという警告です。取引業者によっては追証はなく、警告メールだけの会社もあります。

マージンコール(追証)

追証

マージンコール:意味

マージンコールとは、日本語に訳すと「追証」という意味です。
株の信用取引と同じく取り引きしているポジションに評価損失が発生し、預託している証拠金では担保能力が足らないので、証拠金を追加するかポジションを解消してくださいという意味です。
例えばドルをロングポジションで持っていたとき、ドル安が進み評価損が証拠金の50%以上注1に達したとき、預託している証拠金額では維持証拠金額を下回ってしまいます(上図参照)。取引評価額が維持証拠金額を下回ったとき取引業者よりマージンコールの連絡が入ります。一般的にマージンコールは一日に一度特定の時刻で評価され、翌日の同時刻までに追加の証拠金(担保金)を預託するかポジションを解消するかを決断しなければなりません。もし、マージンコールがかかっているのに何もしないと翌日のその時刻に取引業者によりポジションが解消され注2、損失が確定してしまいます。
取引評価額が維持証拠金を下回っても、マージンコール(追証)を要求しない取引業者もありますが、ロスカット基準まで下回るとやはりポジションを解消されてしまい、損失が確定してしまいます。
(注1)マージンコールが証拠金の何%で発生するかは取引業者により異なります
(注2)マージンコールの仕組みがない取引業者もあります

英語表記:margin call

マージンコール:Q&A

Q:マージンコール(追証)の仕組みがない取引業者の方が有利ですか。
A:マージンコール(追証)のあるなしで有利不利は問えないと思います。どちらにしろ、ロスカット基準まで評価額が下がればロスカットされてしまいます。

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