為替マーケットの最新トレンドを考察します。金融市場の流れをつかんで、為替トレードに役立ててください。

マーケットウォッチ一覧

FRBの0.75%緊急利下げで世界経済は救われるか?
米FRBの0.75%緊急利下げもNYダウの不安定な動きは収まりません。2008年の株価や為替の動きを見定めるため、ここ最近の経済の動きを概観します。2007年の世界主要株式市場を見ると、日本の日経平均はマイナス成長に米S&P指数は小幅の伸びに留まりました。中国上海総合指数や香港のH株指数は50%を越える上昇となりました。ところが、2008年1月21日の米国休日に市場を揺るがす売りが仕掛けられました。
政府系ファンドがドル安トレンドを変えられる?
米シティ銀行などが巨額な損失を計上するなど、米国のみならず世界の金融機関がまだまだサブプライムローン関連の評価損を計上するのではないかと、疑心暗鬼が広がっています。リスクマネーが原油や金などの商品買いにまわり、商品価格が高騰しています。米国住宅市場の低迷、原油高は実体経済への悪影響を孕んでいます。
FOMC利下げ見送りは微妙
10月5日に発表された米国の雇用統計は金融市場にポジティブサプライズを与えました。悲観的だったNYダウや世界の株価が上昇し、米ドルが買われ、サブプライムローン問題に端を発した米国の住宅問題や金融不安、貸し渋り問題は解消するのでしょうか。しかし、米FRBは金融市場の信用不安や信用収縮が解消せず、インフレ懸念が顕在化しない限り、利下げに動くのではないでしょうか。
為替は再び金利差相場へ移行か
サブプライムローン問題で円高が進行した後、安倍首相の突然の辞任劇で更なる金融市場の混乱が懸念されましたが、福田内閣発足後1週間は比較的平穏に為替相場、株式相場は見られます。今後米国FOMCは米経済の住宅市場などの低迷で利下げを継続が見込まれます。一方日銀は世界の経済市場の混乱が収まるまで金利引き上げを見送る公算が高くなっています。
サブプライムローン問題で日米金利差縮小へ
米国の低所得者向け住宅ローン(サブプライムローン)問題で世界的な株価急落や111円台の急激な円高が起こりました。これを受けて、日銀は8月の利上げを見送り、連日短期金融市場に資金供給を行っています。サブプライムローン問題に端を発する米国経済の変調は今後の為替動向にどのような影響を与えるのでしょうか。日本円と米ドルの為替に焦点を当てて、2007円末に向けての動向を展望します。
機械受注大幅低下の日銀利上げへの影響
日銀による8月の利上げが実施されるのでしょうか。8月8日に発表された6月機械受注の大幅低下が利上げにどのような影響を与えるか検証します。日銀は機械受注のある程度の低下は折り込み済みで利上げには大きな影響を与えないと見込んでいます。それよりも米国のサブプライムローン問題が緊急の課題として持ち上がっているのではないかと想像します。
参院選選挙結果の為替相場への影響
参議院選挙では自民党が苦戦し、過半数割れするのではと各マスコミは予想しています。参議院選挙後の為替相場を予想します。以前の選挙よりも今回の参議院は為替や株価などの金融市場へ与える影響は軽微ではないでしょうか。以前ほど日本の政治が世界経済に影響力を持たなくなったとも言えます。
日銀7月利上げの可能性も〜円安に変化も〜
日銀福井総裁の発言で7月の政策金利利上げは行われないと見て円安が進んだとの味方もあります。はたして、7月の政策金利の引き上げは行われないのでしょうか。参議院総選挙の関係で7月利上げは見送られる可能性が高いですが、8月には利上げが実施される見込みです。さらにその後は利上げペースが速まることも考えられます。
世界金利上昇とFX相場動向は?
世界主要国の長期金利が上昇しています。長期金利の上昇の背景は、エネルギー素材価格の上昇や過剰流動性による株価の上昇がインフレを懸念させているからです。しかし、主要国の政策金利も上昇しているので、早晩インフレは抑えられると見込まれます。
為替の金利差相場に変調は!?
6月11日週は日米とも重要な経済指標発表が続きます。日本では週末に日銀政策金利決定会合が開かれ、金利の発表が行われます。また、福井日銀総裁の会見も開かれその発言内容が注目されます。最近の世界的な金利上昇が日本の金利上昇スピードを加速させる可能性もあります。
FX相場:円ドル、ユーロドルの推移見通し
ここ数ヶ月の円安ドル高は、米国景気後退懸念が薄らいだことに原因があります。米国債10年物金利が上昇しているのも、FRBによる利下げが遠のいたことの表れでしょう。
3ヶ月ぶりの円安121円台は継続するのか外国為替市場展望
07年5月21週は3ヶ月ぶりに121円台の円安水準になりました。この原因は米国の新築住宅販売件数が意外な高い伸びを示したからです。しかし、週末には日米で株価が下がりやや円高水準に戻りました。一方ユーロ円相場は、一時164円台をつけましたがこちらもドイツの業況指数が下落し162円台に戻りました。
米国2007年後半の景気と利下げ観測
米国の2007年後半の景気動向を占います。最近の経済指標などの発表内容を検討すると景気後退がいよいよ迫ってきたように見えますが、はたしてFRBは利下げを実施するのでしょうか。FRBのインフレに対する考え方を考察します。
米国住宅問題はサブプライムだけに止まらない?
米国の住宅問題はサブプライムローンといわれる、低所得者層向けのローン破綻が広がっていることが大きな問題でした。しかし、この住宅ローン破綻問題はサブプライムローンに止まらず、オルタナティブAと呼ばれるより上位層にもローン破綻が増加してきました。
G7を控えた為替相場見通し
今週の為替相場見通しを検証します。10日には日銀金融政策決定会合があり、その後福井日銀総裁の会見があります。米国でも3月のFOMC議事録開示があります。どちらも事前予想通りであれば、大きな影響はありませんが、サプライズがあれば為替への影響もあります。13日にワシントンでG7が開かれます。
米国のサブプライム問題を検証します
米国経済の懸念の一つ住宅販売が陰りを見せています。最近サブプライム問題も取りざたされています、サブプライムローン問題とは低所得者層向けの住宅ローン会社が最近破綻したことにあります。FRBもこの問題が最大2年間続くとの懸念を表明しました。
中国利上げ実施0.27%の影響は
中国人民銀行は貸出金利と預金金利をいずれも0.27%利上げすることを発表しました。このところ加熱していた銀行の貸し出しを抑え、経済の安定成長を狙っているものと思われます。しかし、2月末の世界同時株安は中国・上海株式市場の株急落に端を発しましたので、今回の利上げが世界の為替マーケットに波乱を起こさなければいいのですが...
日銀追加利上げで今後の為替は
2月に実施された日銀金融政策決定会合で追加利上げが決定され、現状の0.25%が0.5%に引き上げられました。
G7後の円相場は<共同声明で円安に言及せず>
ドイツで開かれていたG7で共同声明が発表されました。円安への言及はありませんでしたが、欧州からの円安懸念は引き続き強いと思われます。
強まるか円キャリートレード
日銀の利上げ見送りで円安が進んでいます。このまま円安が進み心理的な節目2002年につけた1ドル125円まで円安が進むのでしょうか。今後の為替相場を展望します。
為替相場予想(2007/1月版)
2007年1月版の為替相場中期予想を掲載します。日銀が金利を引き上げても円ドル為替相場は比較的穏やかな変動に止まるのではないでしょうか。
年末相場展望、円の低下?
米国経済が意外な強さを示しています。消費の盛り上がらない日本を後目に欧米経済の堅調さが目立ちます。
米国経済減速懸念、為替相場への影響は
11月24日に起こった米ドルの急落は単に投機筋の動きだけとは限らないようです。このところの米国経済の変調を先取りした動きだったかもしれません。
意外なGDP高成長で下期為替相場は?
7ー9月期実質GDP成長率が事前予想を上回る、前期比+0.5%(年率+2.0%)と高い数値が示されました。この高い数値は2006年下期の為替相場にどのような影響を与えるのでしょう。
ビックマック平価から見た2006年下期為替相場
ビッグマック平価から見た2006年下期の為替相場を展望します。
ドル/円揉み合い相場か
しばらく円/ドル相場は揉み合いが続きそうです。しかし、経済指標でのサプライズ、要人発言などで大きく相場が動くこともあります。
日銀短観(9月)国内景気堅調
日本銀行は、9月の短観で大企業製造業において前期を3ポイント上回るプラス24となることを発表しました。はたして、このDI改善で今後の為替相場はどのように動くのでしょう。
タイ軍事クーデターの為替相場への影響
9月20日未明に起こったタイ軍事クーデターの為替市場に与える影響を考察します。
秋口の日本景気を展望
2006年7月の機械受注統計で前月比−16.7%の大幅な減少となった。
有事に鈍感になったマネーの動き
有事の際は「金」や「米ドル」に資金が逃避すると言われていました。最近はこの傾向が薄れているように感じます。
FRB今後の金利動向予想
FRBは8月8日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で、FF金利の誘導目標を5.25%に据え置きました。
ドル(米FRB)の行方を先取りするカナダ中銀の動き
FRB(米連邦準備理事会)は米国金利の引き上げを続けています。日本では日銀のゼロ金利解除がありました。カナダ中銀の金利引き上げ中止は、今後のFRBの金利政策動向を占うことになるのではないでしょうか。
日銀のゼロ金利解除は為替相場にどう影響するか
日銀のゼロ金利解除が為替相場にどのような影響を与えるでしょう。これまでのところ、あまり大きな変動はありませんが、長期的には変動要因となるでしょう。
キャピタルゲイン課税優遇措置はどうなる
2003年から実施されているキャピタルゲイン課税優遇措置は2007年末に終了し、2008年からは税率は元の20%に戻る予定です。これによる個人投資家の株離れは起こるのでしょうか。
ブラックマンデーの再来か?
ブラックマンデーの再来が懸念される最近の金融市場を考察します。1987年当時の経済状況と現在を比較しその可能性を検討しています。
有事の米ドル買いは有効か?
「有事の米ドル買い」とよく言われますが、現在でもこの格言は有効なのでしょうか。最近の金融マーケットで起こった事件を参考に考えてみます。